人見知りが武器になる/高嶋美里

 

人見知りが武器になる ムリに話さずココロをつかむ36の極意

人見知りが武器になる ムリに話さずココロをつかむ36の極意

 

 

 カリスマ講師が「人見知り」って、おかしくない?
 まあ、そういうツッコミもあるかと思うのですが、ワタク
シも人見知りを自称してドン引きされたこともあるので、著
者のキモチもわからなくはないのですが…(でも、ホントに
そうなんだもん…)

 で、著者の高嶋さんがこの本の中でおっしゃっていること
で目からウロコだったのが、必ずしも「人見知り=コミュニ
ケーション下手」だという訳ではない、と言うことです。

 多くの人は、人見知りで初対面の人とロクにしゃべれない
と言うと、コミュニケーションに問題があると思っていらっ
しゃると思うのですが、人見知りには人見知りなりのコミュ
ニケーションがあって、場面によっては、むしろそういうス
タイルの方に強みがある、と言うことです。

 どういうことかと言うと、人見知りの人って、自分がどう
出るかということを相手の出方を慎重に観察して考えている
ということで、相手のことをよく考えていることになります。

 多くの人は、自分のことをよく考えてくれることを喜びま
すから、人見知りの人って、意外と好かれる人が多いんじゃ
ないか、ということです。

 確かに言われてみればもっともなことで、人見知りを卑下
するんではなくて、自分のスタイルに自信をもってコミュニ
ケーションを取ればいいんだ、と励まされた気になりますよ!
(と、自称「人見知り」が言う…もう、ええって?)