香川戦記/キッカー

 

香川戦記 (イースト新書)

香川戦記 (イースト新書)

 

 

 ドイツを代表するスポーツ専門誌である『キッカー』が香川選手がドルトムントに移籍してから、マンチェスターユナイテッドに移籍するまでに掲載した、香川選手に関する記事を集めた本です。

 日本人にとっては、香川選手のドイツの活躍と言うのは、モチロン印象的だったわけですが、現地においても鮮烈な印象を与えていたんだなあ、ということをナマの記事(モチロン日本語に翻訳されたものですが…)を読んで改めて印象付けられます。

 まあ、マンチェスターユナイテッド移籍以降、長くパフォーマンスが落ちていましたが、あまりに鮮烈だった2010-12の活躍は、あまりに周囲の条件が整い過ぎていたように思える部分もあるので、ドルトムントに復帰して、トゥヘル監督の下で、全盛期のパフォーマンスを取り戻しつつある状況での活躍如何に、選手としての真価が問われているのかも知れません。