ファッションデザインを手掛ける会社を経営されている方が書かれた自己啓発的なエッセイなのですが、ヨメに「借りといて!」と言われたので、ヨメに渡す前にワタクシも読んでみました。
こういうしなやかでオシャレな女性のエッセイっぽい人生訓って、これまでもよくあったと思うのですが、この本を出版された2017年時点で著者の“ミスリン”こと前田さんは還暦を迎えられたということで、修羅場をくぐってきたことをあからさまにおっしゃるワケではないのですが、どこかしら土性骨の座った感じは、やっぱりそういう経験をふまえてのことなんだろうなぁ、と想像させられる深みがあります。
“強運”とタイトルにありますが、あんまり運命論が前面に出るワケではなくて、周囲への感謝と強烈な自己肯定感こそが、思ったように人生を送る原動力となっているようです。
昨日の自己啓発本ジャンキーの後味の悪さの、良い口直しになった感じです。(笑)