”論破王”ひろゆきさんが語る「近未来」の働き方についての本です。
ひろゆきさんご自身は、それほどおカネに執着があるワケではなく、朝起きれないということもあって、2ちゃんねるを立ち上げて、サーバーがトラブった時に対処するだけでいいという「仕組み」を作り上げて、ご自身の望む好きな時間に起きて、マンガやゲームをする生活を手に入れたということですが、そういう自分の望む生活を手に入れるために重要なことは、「可能性を狭めない」ということのようです。
これまで、多くの人がいい大学に行って、いい会社に入るという価値観にある程度、盲目的に従ってきたという側面があると思いますが、そういったロールモデルが最早あまり魅力的な生き方ではなさそうだということに、若い層を中心にギモンが広がってはいるモノの、今一つそういう概念のシフトが現実的な働き方のシフトにつながっていないのは、多くの人が従来型のロールモデルに従わないといけないという「思い込み」が刷り込まれていて、そういうところから自由になるだけで、かなり現実的に選択の幅が広がるということです。
そんな中で、「英語」と「大学」は可能性を広げるためのカードとして持っておくべきだとおっしゃいます。
「英語」を話せることによって、日本の経済状況が低迷している中、それ程のスキルがなくても、日本で働くより数倍の収入を得ることができることを指摘されていますし、情報収集においては、少なく見積もっても数百倍以上のモノになるということで、それなりの努力は必要ですが、今後も十分にペイする「投資」になり得るようです。
「ラクして稼ぐ」ことを標榜するひろゆきさんが語る内容としては、ちょっと意外だったのが、「大学」には行っておくべきだということで、いわゆる「Fラン大学」であっても、大卒というカードは、それ以外に特別なスキルがない人にとっては、意外なほどに強力なカードとなっているということですが、現在の日本の労働市場においては、今なお大きなシグナルであるということなんでしょう…
割と斜に構えた視点のイメージがあるひろゆきさんにしては、かなりオーソドックスな印象がある内容ですが、若い人が自分のキャリアを考える上で、かなり重要な視点が詰まっていると思いますので、是非とも一度手に取っていただきたいところです。
