- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2009/07/10
- メディア: 新書
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ホリエモンのマネー論なんだそうです。
意外と、お金に関する考え方は保守的というか、常識的です。
どうも、当人は未だに、自分自身の逮捕は、旧来の既得権益に胡坐を
かく人にスケープゴートにされた、と言う意識があるようなところが
発言に見え隠れしていて、ひょっとして、フツー度をアピールするため
に、「常識的」な発言をされているのかもしれませんが…
堀江さんによると、「お金=信用」なんだそうで、理想的な状態と
しては、何らかの理由で失敗して破産したとしても、「信用」がある
限り、それに見合うお金が戻ってくる、と言うことなんだそうです。
日本人で問題なのは、その「信用」を逸脱したところでお金を欲し
がるところがあるようで、しかも、本当にどうありたいのか、という
のが本人も明確にできていないところが、さらに問題なようです。
サラッとした読み物としても面白いですが、結構「深い」ことを
言っている部分もあるので、ムダにはならないですよ。