
クライフ哲学ノススメ 試合の流れを読む14の鉄則 (サッカー小僧新書)
- 作者: 木崎伸也,若水大樹
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2010/11/24
- メディア: 新書
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今なお、バルセロナのサッカーにそのエッセンスが脈々と
生き続ける、クライフのサッカー感もしくはそのバイオグラフ
といった感じの本です。
作者の片割れである、木崎さんはNumberなどのメジャースポ
ーツ誌に頻繁に寄稿されていますが、現代サッカーにおける戦術
のエッセンスは煎じ詰めれば、アリーゴ・サッキのゾーンプレス
とクライフがオランダ代表〜バルセロナで実現したトータルフッ
トボールになると言います。
まあ、戦術論の詳しい話をここで展開するほどの素養もないの
で割愛しますが、クライフの天才と言うのは、クライフの存在が
戦術の化身だということになるんでしょうか…
まあでも、戦術的な話も面白いんですが、破天荒なキャラぶり
も楽しめます。
よく、天才と狂人は紙一重といいますが、かつては両キャラが
同居したような人がいましたが、今となっては、両方を兼ね備え
たような、突き抜けた人が見られなくなってしまいましたねえ…