35歳からの海外旅行＜再＞入門／吉田友和

35歳からの海外旅行<再>入門 (SB新書)

　学生の頃や社会人になったばかりの頃までは海外旅行をしていた
のに、会社での責任が重くなったり、結婚したり子供が出来たり、
といった事情で海外旅行から離れてしまった人たちに向けた、海外
旅行への「復帰」をススメる本です。

　主に、今35歳前後の人々が旅行をされていたであろう、十数年前
と比較して、どんな点で状況変化があったか、ということを中心に
語られますが、ワタクシ自身は、海外旅行から離れて20年近くの時
間が経っていた（2006年に一度だけ「復帰」しましたが…）ので、
正に「浦島太郎」のような気分でした。

　ネットの発展がもたらす利便性や、LCCの出現によるコスト面の
メリットなど、20数年前と比べるとホントに海外旅行がカンタンな
ものになっているなあ、ということで、これだったらフラッと行け
るかも、と思わされます。

　未だに、ワタクシの感覚の中で、海外旅行はゼイタクなモノと
いう認識がありますが、もうちょっと自分の中で考え方を変えて
行けば、気軽に出かけられるのかな…？