ストーリーブランディングの川上さんの本なんですが、この本では、あんまり前面には押し出しておられませんが、底流に流れるのは、ストーリーっぽかったりします。
モテるって言っても、人間でいうと、美人orイケメン、高学歴、高収入といったあからさまなハイスペックを持った、というわけではなく、特にそういうこともないんですが、なぜかモテるということで、大企業ではないんだけれども、キラリと光る会社を紹介されています。
そんな会社の条件として、「モテる会社の10カ条」というのを挙げられていて、それに沿って「モテて」いる会社の実例を紹介されています。
その最初の方に、
・従業員やその家族を紹介している
・お客さんとのコミュニケーションを重視している
といった条件が挙げられているのですが、やっぱり人と人との間の「関係」を大事にする、ということが商売の基本となるようです。
とにかく目の前の人を「大事」にして、どうしたら「喜んで」もらえるんだろう、ということからスタートして、それを真摯に徹底することで、きっとお客さんにもそれが通じて、「モテる会社」になるんだということです。
おカネよりも「人」だそうですよ。