2020年の東京オリンピックもあり、政府が外国人観光客誘致に熱心に取り組んでいるということもあって、順調に外国からの来訪者が増えているのですが、それに対するソフト面でのサービスが行き届いていない状態に対して、東京都を始めとする自治体などが外国人観光客向けのボランティアガイドを育成する施策をいろいろと講じられているようです。
実はワタクシ自身、ここ数年通訳案内士の試験を受験していることもあって、この本を手に取ってみたのですが、割といろんなところで自治体やNPOなどで観光ボランティアの登録・派遣が行われているということで、それならばやってみなければ!?というところです。
モチロン外国人観光客の観光を案内するので、ある程度以上の語学力と案内先に関する知識が求められるのは確かなのですが、そのハードルは世間で思われているほど高くないようで、東京都だと語学講座も含めたボランティア養成講座を開かれたりしているようです。
でも、ボランティアだからといって、なあなあになるんではなくて、それなりの質を保つための施策も講じられているようで、間口は広くとりながらも、意外と本格的なところまで持っていく場合もあるようです。
ワタクシ自身は試験に合格すれば通訳案内士としての活動も視野に入れていることもあって、練習という意味でもこういった活動に参加してみたいところです。
