先日『おとなのきほん』を読んで、同年代だと知って俄然興味がわいた松浦さんのエッセイを再び手に取ってみました。
この本を読んでも思うのですが、同年代でここまで成熟しているって、ワタクシの立場は一体!?と感じてしまいますが…
この本は、読売新聞に連載されていたエッセイを集めた本だということですが、ここでも50歳代になっての、様々な変化について語られていて、そこまで極端な落ち込みはないモノの、何かの拍子に自身が老いつつあることを感じられるとおっしゃられています。
正直、個人的には老眼がキツくなってきていることと、髪の毛の白いモノの割合が増えてきていること以外、あまり「老い」を感じていなかったのですが、松浦さんは意欲の面での減退が起こることを指摘されていて、そういわれてみれば何かをしようとする時に、無意識に”いい歳をして”とブレーキをかけていたことがあったような気がします。
ただ、50歳というのは今の感じで言うと、まだまだ”現役”だし、仮に100歳まで人生が続いたとすれば、その時点の範囲のままでとどまってしまうのは、かなりタイクツになってしまうんじゃないか!?ということで、今後の人生を「ご機嫌」に生きていくためのヒントみたいなモノを、松浦さんご自身の生活から提供してくれています。
やはり、色んな事に興味を持ち続けるということが、一つのキッカケというか、ベースになるとおっしゃられているような気がするのですが、食でも何でもいいので、興味がわくことには積極的に動いていった方が、人生楽しくなりそうですよ!?