「はなまる学習会」を主宰されており、多くの教育関連の著書で知られ、熱烈なファンを多く抱えておられる高濱さんが、オンライン講演会であの乙武さんと対談した様子をまとめられた本です。
乙武さんは教員の経験の中で子どもに自己肯定感を持ってもらうことの重要性を痛感されたということを再三著書の中で言及しておられますが、高濱さんも子どもを教えている中で同様のことを感じられているということで、子どもの自己肯定感についてのトピックが多く語られています。
高濱さんも重度の障害を持つお子さんをお持ちだということで、乙武さんとも家族ぐるみのお付き合いがあるということで、かなり親しいことから遠慮会釈なく、乙武さんのあの「事件」のこともツッコまれていて、観衆にウケていたようです。
高濱さん自身も少年期にアタマが大きいことをからかわれたことでコンプレックスになったということなのですが、それよりももっと大きな「特徴」をもつ乙武さんが、そういうコンプレックスをほとんど持たなかったということで、乙武さんのご両親の貢献を指摘されています。
特に盛り上がったのが乙武さんの恋愛に関する話で、観衆には障害を持つ人やその親御さんもおられたようなのですが、なかなか恋愛には積極的になれない方々が多いようなのですが、乙武さんはかなり切れ目なく彼女がいたということで、その秘訣をかなり深くツッコまれているのですが、高濱さんの奥様が乙武さんにはモテオーラがあるというエピソードも紹介されています。
まあ、やはり乙武さんはかなり自己肯定感が高いことがそういうオーラを纏うことにつながっているんじゃないかということで、ちょっとくらいからかわれたって、言い返せるくらいのハートを持てるようになってもらいたいモノです…
