デジタルライフ・モノワーカー/高澤けーすけ

 

 

 この本はギアの次女に頼まれて買ったモノで、ワタクシ自身も割とギアには興味があるので、読ませてもらった次第です。

 

 この本の著者の高澤さんはYahoo! Japanでデジタルマーケティングをされていたということなのですが、モノに関するブログやYouTubeの発信で知られているということです。

 

 サブタイトルを見ると「仕事術」の一環としてモノについて語るような印象を受けますが、それ以前に、SNSで積極的にモノ関連の発信をされていることでも分かるように、ギア好きというのが先にあるような感じで、モチロンそういうギアが仕事の効率化につながっているというところもあるんでしょうけど、やる気のトリガーになったり、インスピレーションの素になったり、人生を豊かにする要素としてのモノなんだということが伺えます。

 

 まあ、仕事につながるって言えばそうなのかも知れませんが、朝のスイッチのしてのコーヒーを入れるためのモノだったり、切り替えをするためのクルマだったり、中にはかなり高額のモノもあるのですが、それがあくまでも他人に見せて虚栄心を満たすといったモノではなく、ご自身の心身を充実させるためのモノだということに強い共感覚えます。

 

 こういうミエではなく、良い意味での自己満足のための消費というのは、ワタクシとしては、かなり羨ましく眩いものに見えます。