- 作者: 陰山英男,瀬川昌也,神山潤
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 単行本
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結局、ヨメが借りてた陰山先生の本を全部読んでしまいました。
こちらの本は、昨日、一昨日に紹介した本でも触れられていた、というか結構
強調されていた、「早起き」にフォーカスした本で、睡眠と小児神経学の専門医
との共著で、睡眠の多寡が学力をはじめとする子供の成長にどのように影響する
か、ということを掘り下げて紹介されています。
まあ、もう同じようなことを3冊読んでいるので、多少食傷気味でなくもないの
ですが、臨床睡眠医や小児神経内科医の専門的な見地と共に語られると…という
ことです。
『家庭力―子どもの学力向上と幸せのために親ができること』で人生の基盤
の形成といったことをおっしゃっておられましたが、睡眠をキッチリとらないと、
脳の発育だけでなく、運動面での成長にも悪影響があるということで、ウチでは、
ワタクシ自身が朝型だということもあって、あんまり当てはまらない内容である
にもかかわらず、ちょっと空恐ろしくなってしまいました。
ということで、子供が学力を向上させるためには、学習時間を増やすよりも、
規則正しい生活をさせることのほうが、よっぽど近道になるようで、陰山先生が
土堂小学校で、
・早寝早起きをする
・朝ごはんをきちんと食べる
・テレビの視聴時間を短くする
ことを徹底した結果、学校全体の偏差値が全国トップレベルになったということ
で、実証されているそうです。
ということで、親も、子供を振り回すのではなく、子供に合わせて「早寝早起き
朝ごはん」を励行して、健康的に過ごしましょう!