- 作者: 吉田友和
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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吉田さんの海外旅行本ですが、今回は紀行文はナシです。
ワタクシ自身も思い当たるところがあるのですが、以前、2006年にドイツに
旅行した時に、日本に連絡を取るのにネットカフェを探した記憶があるのです
が、今や手元にスマホかタブレット端末があって、WiFiがあるところに行けば、
すぐにでもSNSを通じて知人と交流できるようになったんですねえ…
ワタクシも近年、出張中に海外のホテルからSkypeで家族としゃべったりと、
確かに、そういう意味で、以前の旅行とは隔世の感があります。
この本が出版されたのは2011年で、わずか3年程度の時間しか経っていない
のですが、SIMフリー化の流れの中、さらに進化しそうな気配すら漂っていま
す。
前置きが長すぎますが、この本は、そういう海外からのコンタクトだけで
はなく、ネットの進化に伴う、旅の様々な側面においての利便性が急速に進化
している中で、どういう風にそういうものを活用して行くか、ということが
詳細に紹介されています。
最初は、旅の手配の部分から始まり、現地からのコンタクト、情報の収集、
旅の記録の保存、果ては暇つぶしに至るまで、旅において、スマホとタブレ
ットの果たす役割ってこんなに大きかったのか!と驚嘆の想いです。
吉田さんも以前はPCを持ち歩いて、接続できるところを探すのに苦労
されたそうなのですが、今や海外のWiFiスポットも充実していて、格段に世界
は狭くなっているようです。