日本語版の副題に『最新の学術研究からよりよい人生を送るための思考法』とありますが、言ってみれば、シアワセな人生を送るための“考え方”のヒントを集めた本です。
400ページ超の大著に、そういった小ネタを満載にされているのですが、それぞれの立場であったり、虚栄心なんかで必要以上に思考を複雑にしてしまっていたり、逆に怒りを代表として、感情に任せた短絡的な思考をしてしまっていたりということがあるかと思いますが、そういったありがちな思考を、よりシアワセにつながる思考に変換できるかということを語られます。
その根底に、起こったことへの“判断”は如何様にも自分の思考でプラスにもマイナスにも“判断”することは可能だということで、冷静に考えることで目の前の事象を有意義なモノにするためのヒントが満載なんで、是非とも手元に置いて思考のヒントにしたいところです。
