『怒らない技術』などの著書で知られる嶋津さんが、不安を解消するための方法論を語られた本です。
日々、我々は多かれ少なかれ”不安”を抱えて生活を送っていることだと思いますが、その”不安”を適切に扱う術を持っていないと、極端なハナシ、自殺に追い込まれることすらあり得るワケです。
”不安”がなぜそんなに厄介かというと、「ぼんやり」していてその正体が明確に分かっていないからだとおっしゃいます。
ということで、”不安”を解消するための第一歩として、「不安を眺める」ことで、その不安の正体がどういうモノなのかを見極める必要があるということです。
そのためには、不安に思っていることを書きだしてみるとかという手段で、まずは棚卸しをするということです。
その上で、解決策を求めたり、その不安自体の影響が大きくないと思ったらやり過ごしたりという、それぞれの不安に対する対応を決めていくということなのですが、大体の不安はこの時点で、そんなに大したことが無いものだとわかることが多いようです。
とにかく不安を解消もしくは軽減しようと思ったら、何らかのカタチで行動をとるということがキモなんだそうで、大体の不安は忘れるか、気が付いたら解決しているかということで、とにかくモヤモヤしている状態が一番問題だということですので、そういう火は早めに消しておきましょう!