視力を失わない生き方/深作秀春

 

 

 アメリカで実績を積まれた世界でも指折りの眼科医の方が日本の眼科医療について警鐘を鳴らされた本です。

 

 アメリカを筆頭に欧米に限らず諸外国では、眼科医というのは非常にステータスが高い診療科なんだそうですが、日本では眼に関する疾患が生死に直結することが少ないこともあってかなり軽くみられていることもあって、日本の眼科医の技術レベルは他の診療科と比べてもかなり低いということで、網膜剝離とか白内障など手術が必要になるような眼科の疾患に罹った時には、相当な注意が必要なようです。

 

 世界標準で言うと眼科医は「眼科外科医」だということで、相当の手術の執刀経験がなければマトモな眼科医とは扱われないようですが、日本ではアブれ者のポンコツが多いということで、ロクに執刀経験もなく、何十年も前の欧米ではすでに危険だからと言って禁止されているような術式を「標準的な」術式として広く採用されているなど、相当憂うべき状況のようで、深作先生のクリニックでは、そういう施術の尻拭いをセッセとされているということで、施術によって症状を悪化させたモノをすんでのところで、失明の危機から患者さんを救ったことも少なからずあるようです。

 

 また、日本で流布している眼科医が推奨しているという「常識」も相当危険なモノが多いようで、例えば目を洗うなんてことは、水道水なんかも相当雑菌があるということで、異物が入った時などを除けば可能な限り避けるべきことのようで、そういったことでも日本における眼科医療のレベルの低さがうかがい知れます。

 

 正直、そこまでヒドいのか!?と目を疑うようなレベルですが、多くの日本人がそういう状況を認識して、リスクを避けるような行動をとらないとイザという時に失明の危機にさらされることになりかねないようです…