APU学長の出口さんが監修された小学生をターゲットとした地政学入門的な本です。
ドラえもんを交えたからって言って、地政学ってのは小学生には難しくない!?と思うのですが、地政学の基本的な概念はランドパワー、シーパワーくらいにとどめられていて、地政学の裏側にある同盟や対立のメカニズムみたいなものを語られていて、そういうテーマに関連のある、かつて掲載されたドラえもんのマンガをその前に掲載するというカタチをとっています。
確かに、別に地政学の理論とかを振りかざさなくても、実際に世界情勢の趨勢で、どことどこの国が仲良くしていて、対立してきたのかということを追っていくと、一定の法則性みたいなモノがあり、まあそういう経験則を体系的にまとめたのが地政学なんで、現象面を追うだけでもかなり有益でしょうし、そういう大まかな流れを軽く認識しておくだけでも、何かそういう話題が出たときに何となくこういうことなんだろうということがわかるのはそれなりに意義があるような気がします。
例えば、長らくトップに君臨するアメリカが常にGDP3位の国と連携してGDP2位の国をけん制してきたというのは興味深いところで、かつて日本が2位の時は目の敵にされたにも関わらず、かつてソ連が2位の時や、昨今の中国が2位の時には日本が胎児にされてきたというのはそういうことだったんだ!?とワタクシ自身もちょっと目からウロコだったりもします。
多分、こういうのって意外と自分の身近な人付き合いにも何となく応用できたりもしそうなんで、そういう意味でも役に立つのかもしれませんね!?
