すぐやる!/菅原洋平

 

すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な

すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な"方法

 

 

 科学的に行動を促すというと石田淳さんが提唱する行動科学マネジメントを思い出しますが、この方はそれとは関係なく、作業療法士としての経験から脳の機能に着目して、脳の「行動するスイッチ」を如何に押すかということを紹介します。

 なかなか行動に移れないというのは、グータラな性格が悪いわけではなく、脳が働く体勢になっていないことに原因があるとおっしゃいます。

 脳って、いろんなカタチでなだめすかして行動がしやすいように“お膳立て”をしてや
らなければ、なかなかスイッチが入らないということで、例えば出勤してまずメールを上げると、本来やらなければならなかったことがあったはずなのに、受信したメールのことに脳の意識が行ってしまって、本来の作業に移りにくくなるということです。

 同じようにToDoをフセンに書いてPCに貼り付けている人を時折見かけますが、あれも脳のスイッチを入れるのを著しく阻害するようです。
 
 ということで普段の行動や言動でスイッチが入りやすくなるようなヒントが満載ですので、なかなかスイッチが入らない自覚のある人は是非ともご一読の程を!