50歳から始める英語/清涼院流水

 

 

 小説家の方が執筆の合間の気晴らしに始めた英語の学習でTOEIC満点を連発されるまでになった経験を踏まえて、50歳からでも英語を習得できる方法論を紹介した本です。

 清流院さん自身、英語にはアレルギーがあって、英語力はほぼゼロだったとおっしゃっていますが、そんな中でそれだけの英語力をつけることができたことのベースには、自分ができるんだということを信じて、コツコツ積み上げていくことだとおっしゃいます。

 50歳から英語を習得しようとしていたら、そんな歳からムリだとか、そんな歳から習得しても最早役に立てる機会がないとか否定的なことをいう「ドリームキラー」という
存在があるかと思いますが、そういう否定的な意見を徹底的にムシして、淡々と自分のできないことを、積み上げて行こうということです。

 どちらかというとかなりシンドイ取り組みだとは思いますが、ハラを括って、言ってみればゲーム的な感覚で少しずつ進めていくことで盤石な英語力を身に付けようということで、ある程度の“覚悟”はいるのかなと思うのですが、楽しみながら、できれば励まし合う“同志”を見つけて取組んでみては!?ということです。

 リタイア後にヒマを持て余すくらいなら、英語にでも取組んでみては如何でしょうか!?