先日『学校では教えてくれない人生を変える音楽』を紹介した『14歳の世渡り術』という中高生向けのシリーズにこんな本があったので手に取ってみました。
松岡修造さんと言えば、そういった年代にテニスを教えたりしているので、色々と悩んでいるのを目の当たりにされていると思われるのですが、ご自身もまだオトナとは言えないとおっしゃられていることもあって、どこか同志に語っておられるような気すらします。
修造さんは、この年代は何らかの”モヤモヤ”を抱えていることがフツーだとおっしゃっておられて、それこそが正しい方向に向かおうとしている兆しのようなモノだとされているのですが、ただそこでメンドくさくなって悩むのを止めてしまわないで、しっかりと向き合うようにすることで、自分の目指す方向性が見えてくるとおっしゃられています。
日本の教育では、往々にして”正解”を求めさせるような方向性をススメるようなカタチになってしまいがちで、周囲のオトナも、すぐにソッチに向けたアドバイスをしてしまいがちですが、その時点でしっかりと自分と向き合ってもらうことこそが必要な過程なんだということです。
ウチにもちょうどこの本がターゲットにしているムスメたちがいますが、長女は多少落ち着いてきているものの、次女は修造さんがおっしゃられている”モヤモヤ”を抱えている最中のようで、親としては色々とチャチャを入れようとしてしまいますが、ガマンして見守ってあげた方がよさそうです…