最近、時折メディアでもお姿をお見掛けする人気ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんが資産の形成につながる行動について紹介された本です。
ファイナンシャルプランナーとしてのご経験の中から、資産を形成している人々の行動の中から、
・日常生活編
・お金の使い方編
・お金の増やし方編
・備える編
・ライフイベント編
・人間関係編
と6つのジャンルに分けて資産形成につながる行動を紹介されています。
例えば、タイトルとなっている「部屋がきれい」ということについては、キチンと整理整頓をして、何を持っているかということをキッチリ把握しておくことで、不要なモノを買わないことで、使うおカネを必要最低限にできるということや、過度にSNSをしないことで、映えやリア充を演出しようとするためのおカネを使うことが減ることになるなど、様々な支出抑制のための行動習慣を紹介されています。
また何よりも健康を維持することで支出を抑制する効果を強調されていて、健康診断の受診を欠かさないようにするなど健康維持のための支出は惜しむべきではないと、ご自身が乳がんに罹患された経験から強調されているということで説得力があります。
ご自身のファイナンシャルプランナーとしてのコンサルティングの経験だけでなく、古典から最近はやりのモノも含めて、様々な書籍からの知見もふんだんに盛り込まれていて、実践的かつロジカルなモノとなっていることが印象的でもあります。
何もかもマネをするワケには、なかなかいかないところもあるのですが、少しずつ
この本で紹介されている行動習慣を身に着けていけば、ホントにおカネ持ちになれるんじゃないかと思わせてくれる本ですので、是非とも一読してみてください!