このタイトルを見るとリタイア本かと思えますが、必ずしもそういうワケではありません。
著者の方は「おせっかい協会会長」ということらしく、その肩書を見た時点で個人的にはドン引きですが、内容を見ると…
この方、お父様を戦死で亡くされ、お母様の女手一つで３人の姉妹を育て上げられたということで、絶望で心中も視野にあった時期があったようですが、立派に育てられたのち、ご自身も離婚を経験された後に、資金も乏しい中でＰＲ会社を立ち上げられ一部上場まで育て上げられたという、艱難辛苦を経て成功を手に入れられたということで、ツラいことがあっても乗り越えられる！というありがちな人生訓を語られます。
まあ、そういう前向きでいられたらそれに越したことはないんでしょうけど、なかなかそういうことが受け入れられる心境な人ばかりではないのですが、苦難を経て成功を手に入れられた人にありがちですが、他人に成功体験を押し付けがちな傾向がある上に、「おせっかい協会会長」と来たもんだ…
そういう「おせっかい」が大丈夫な人は、前向きなコトバに励ましてもらってください…ワタシゃダメだ…
